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単発型や多発型の円形脱毛症はさまざまな原因によって発生してしまいます。その中で最も大きな原因と言われているのが自己免疫疾患です。自己免疫疾患とは免疫機能に異常が発生し、自身の体の一部を攻撃してしまうというものです。免疫機能は本来なら体を守るためのものですが、この機能に異常が発生して毛根を攻撃してしまうことにより、円形脱毛症が発生してしまうと言われています。なぜそのような異常が発生するのかはよく分かっていません。

円形脱毛症は精神的ストレスが原因で引き起こされることもあります。精神的ストレスを受けると交感神経が活性化されます。交感神経は心臓を早く動かしたり、体温を上げるといった働きがあるため、体がストレスと戦う準備をしてくれるということです。しかし、ストレスが強すぎると交感神経に異常が起こってしまいます。血管を収縮させて頭部への血流が悪くなってしまうため、髪の毛の成長に必要な栄養が届かなくなりますし、抜け毛が発生するということです。

円形脱毛症は栄養不足が原因の場合もあるため、普段の食生活にも気をつけましょう。栄養不足を防ぐためにはバランスの取れた食生活を送ることが大切です。また、内臓への負担がかかる加工食品や脂っこいもの、甘いものなどはできるだけ控えた方が良いでしょう。全く食べてはいけないというわけではありませんが、食べ過ぎには注意が必要です。栄養不足が気になる場合はサプリメントで髪の毛に良い栄養素を補うという方法もあります。

円形脱毛症の改善方法としてはまず、頭皮環境を整えることがポイントです。頭皮環境を整えるためには頭皮を清潔に保つことが欠かせません。また、普段使用するシャンプーも刺激の少ないものを選び、頭皮を優しくマッサージするようにしましょう。すぐには変化を実感できないかもしれませんが、毎日継続することで少しずつ頭皮環境が良くなっていきます。

精神的ストレスは円形脱毛症の原因の一つですが、現代社会で全くストレスを感じずに生活することは難しいでしょう。職場や学校、家庭などで普通に生活をしているだけでもストレスが溜まってしまうことがあります。その場合はストレスの原因から距離を置くのが良いということですが、それが難しいこともあるかもしれません。

そのような場合はストレス発散するようにすることがポイントです。趣味の時間を確保したり、適度な運動やマッサージ、ゆったりと入浴する時間を作ることにより、ストレスの発散に繋がるでしょう。睡眠不足もストレスの原因になるので注意が必要です。

円形脱毛症ではどのような治療が行われるのかチェックしておきましょう。まずはステロイド局所注射という方法があります。ステロイド局所注射は脱毛した部分にステロイドを注入するという治療法であり、ステロイドには炎症や免疫機能を抑えるといった効果があるということです。

単発型でなかなか改善しない人や多発型の人に対して行われる治療法です。高い発毛効果が期待できる治療法ですが、ステロイドには副作用のリスクがあるため、子供に対しては行われません。また、注射の際に痛みを伴うことがありますし、副作用によって注射部位が陥没することもあるので注意しましょう。

局所免疫療法は人工的にかぶれを起こす化学試薬を使って発毛を促すという治療法です。最初は1~2%の高濃度の薬を使いますが、2週間後には低濃度の薬を塗ります。その後適切な濃度まで少しずつ濃度を上げていき、治療していくことになります。

局所免疫療法は比較的広範囲に脱毛している人に行われる治療法であり、子供に対しても行うことができます。高い効果があると言われていますが、かぶれやリンパ節腫脹といった副作用が発生することもあります。